すしざんまい、5億円のマグロを657円で出す理由|広告費ゼロで毎年日本一になる設計

2026年1月5日、豊洲に「5億1,030万円」の声が響いた。
翌日、同じマグロが657円で店頭に並んだ。
大手の10分の1の規模が、毎年1月だけ日本一のニュースになる。その裏の「ある設計」とは。
ひろ🐼データをストーリーで語るマーケター 2026.06.19
読者限定

この記事で学べること

「すしざんまいって派手やな」で終わらせると、もったいない。

5億円のマグロ落札は、広告・会計・ブランドの設計が全部噛み合ってる。「1匹5億円で話題を作る→657円で全員に届ける」という逆算があって、それが2026年、世界記録という恒久的な権威にまで昇華された。

✓ 大手の10分の1の規模で、なぜ毎年日本一のニュースを取れるのか
✓ 広告費ゼロで全国ニュースを生む「自発的な報道」の設計
✓ 5億円の赤字が、なぜ税務でも問題にならないのか

***

マーケやビジネスモデルの事例をストーリーで深掘り。ほぼ毎日届くニュースレター。
登録で全文無料で読めます。
サポートメンバーにはさらにニュース性の高い速報記事やリクエスト事例もお届け。
ぜひ登録ください。

***

なぜ午前5時の市場にテレビカメラが並ぶのか|5億円のマグロが657円になる一日

この記事は無料で続きを読めます

続きは、7154文字あります。
  • 大手の10分の1の規模が、なぜ日本一になれるのか|売上149億円という意外なサイズ感
  • 5億円を即決する社長は何者か|戦闘機を諦め90業態を渡った木村清
  • なぜ毎年5億円を払い続けるのか|木村社長を動かす3つの動機
  • 王者はなぜ5年も勝てなかったのか|やま幸×銀座おのでらとの一騎打ち
  • 広告費ゼロで、なぜ駐日大使が宣伝してくれたのか|自発的な報道を生む設計
  • 5億円の赤字は、なぜ税務で問題にならないのか|損益通算とロスリーダー戦略
  • 同業の陰口は、なぜ逆効果に終わったのか|批判を燃料に変えるブランド設計
  • 一過性の話題を、どう永遠の資産に変えるのか|ギネス認定を25周年に重ねた一手
  • 同じ5億円のマグロで、なぜ狙う客が真逆なのか|すしざんまいvs銀座おのでら
  • なぜ少ない店舗数で全国区になれるのか|「話題の濃度」という競争軸
  • まとめ:すしざんまいの「5億円の設計」

すでに登録された方はこちら

読者限定
Zoomの株価-84%は「期待値」の話|「実態」の純利益はFY2023...
サポートメンバー限定
サントリーNOPE、50日で出荷5500万本|「宣伝費は他と同額」なの...
サポートメンバー限定
雪印はなぜ"自分の名前"を捨てたのか|1.3兆円の王者が、わずか1ヶ月...
読者限定
ZARA|広告費0.3%で世界2位になった「持たない」経営
読者限定
丸亀製麺を運営するトリドール、最高益2,787億|値上げして客数が増え...
読者限定
UPS、左折禁止で年600億円節約|Amazonに個数で抜かれた90年...
サポートメンバー限定
Airbnb|部屋を1室も持たずに時価総額12兆円。"持たない経営"の...
サポートメンバー限定
バルミューダ、時価総額94%消失|37億在庫を抱えても公式値引きしなか...