SBI、因縁のライブドアを75億円で買収へ|「知名度」の値段
この記事で学べること
昔使っていた社名やブランド名を、「もう価値がない」と思って放置していないだろうか。
✓ 昔のブランド名にも「知名度」という無形資産として値段がつくことがある。75億円(純資産の約16.9倍)はその一例
✓ 「20年越しの逆転劇」という見出しの裏にある、本当の転換点の見抜き方
✓ 広告費に消える「借りる集客」から、自社の名前で集客する「持つ集客」への切り替えどき
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なぜ今、あの名前が75億円で買われるのか|2026年9月17日の基本合意
2026年9月17日、SBIホールディングスが動いた。
株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド傘下の株式会社ライブドアの全株式を、75億円(予定)で取得する基本合意書を締結したと発表した。
同時に、SBI・ミンカブ・NTTデータの3社が業務提携契約を結び、その一環でNTTデータがミンカブの既存株主から株式を取得して筆頭株主になる(議決権約16.4%)ことも明らかになった。
契約締結は11月中旬、臨時株主総会は12月初旬、株式譲渡の実行は12月下旬に予定されている。
譲渡先はミンカブの開示上「SBIグループ」で、具体的な相手方は最終調整中だ。
実行にはミンカブの株主総会の承認が条件になる。
つまり2026年9月17日時点では、まだ完全子会社化は完了していない。
このニュースが大きく報じられたのは、金額の大きさだけが理由ではないだろう。
「ライブドア」という名前に、ある因縁が刻まれていることも大きい。
SBI証券の発表では、2026年5月に国内初となる証券総合口座1,600万口座を達成した。
その金融の巨人が、なぜ今メディアの名前に75億円を投じるのか。
