IHI、1,559億円の赤字を1年で過去最高益に|170年で初めて「自分から動いた」重工業の転換
「ハイハイ!」の連想ゲームCMの会社が、1,559億円を一夜で吹き飛ばし、翌年に過去最高益で株価が急落した。
この3重のパラドックスに、170年企業が「外部に押される前に自分から動いた」構造がある。
この3重のパラドックスに、170年企業が「外部に押される前に自分から動いた」構造がある。
ひろ🐼データをストーリーで語るマーケター
2026.06.12
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この記事で学べること
「重工業って地味だし自分には関係ない」と思ってない?
東京タワーの鉄骨の75%、H3ロケットの固体ブースター、街の機械式駐車場。全部、同じ170年企業が作ってる。
✓ 航空エンジン85%依存で利益率トップを誇った会社が1事業のトラブルで1,559億円を失う構造と、自社の集中リスクを可視化する発想
✓ 新設市場がピーク比6分の1に縮んでも稼ぎ続けられる「ストック収益」設計と、既存資産の継続課金化という考え方
✓ 2007年に302億円を隠して上場廃止寸前→2024年に1,559億円を全額計上して翌年ROE26.3%で急回復した「正直な計上」の教訓
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「ハイハイ!」CMの会社は何者か|重工業なのに身近すぎる170年の正体
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続きは、8904文字あります。
- IHIって何を作ってる会社?|知らないけど使ってない日はない、街を動かす技術
- 利益率トップなのに、形だけ違う|1セグメント85%依存が生んだ「蜜の毒」
- 1,559億円が一夜で消えた「まれな介在物」の正体|エンジン問題と350機が地上に缶詰になった日
- 1年で2,136億円ひっくり返った「3つの仕組み」|引当金・MRO急増・円安が重なった構造
- 170年ぶりに「自分から動いた」理由|外部起点の歴史を変えた社長の来歴
- 「302億円を隠した」から「1,559億円を全部出した」へ|不正の連鎖と正直な計上
- なぜ重工業が「駐車場」を買いに行くのか|縮む市場でも稼げる64年の系譜
- 防衛43兆円の恩恵と「両輪」の設計思想|安定キャッシュが成長投資を支える構造
- アンモニア「世界初」の意味と、欧州からの批判|「改造する」道と「ゼロにする」道
- 過去最高益の翌日、株価が急落した理由|「最高益」と「本業で稼いだ数字」は別物
- 赤字会社の社長を押し付けられ、91歳まで日本を動かした男|土光敏夫という原型
- まとめ:IHIが170年かけて学んだ3つの本質原則
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