ハルメク|14.5万部から47万部へ5年で3倍。日本一の女性誌の本業は、年商339億円の通販だった
2009年、負債65億円で倒産した雑誌社が14年で東証上場を果たした。
その起点に、「老後の"老"が大嫌い」という読者のひと言があった。
この記事で学べること
「紙の雑誌なんてオワコンじゃないの」と思ったことはないだろうか。
ハルメクは2009年に負債65億円で倒産した雑誌社が前身だ。それが2023年に東証グロース市場に上場して、2026年3月期は純利益+44.5%予想になっている。定期購読者46.2万人は出版業界で最多の女性誌。同じシニア女性市場を戦う千趣会(ベルメゾン)が3年累計200億円超の営業赤字を計上している裏で、だ。
この記事では、ハルメクがなぜ「出版不況と通販衰退が同時に進む市場」で勝ち続けているのかを解剖する。
✓ 売上339億円のうち雑誌は11%、物販62%という逆転構造の仕組みがわかる
✓ 2009年倒産→2023年上場、PEファンドJ-STARが事業をどう再設計したかがわかる
✓ 山岡朝子さんが就任8ヶ月で部数を反転させた「思い込みを捨てる」手法がわかる
✓ 月3,000枚のはがき・記入率80%という異常な顧客理解システムの仕組みがわかる
✓ 雑誌EBITDA26% vs 物販7%という逆転構造がなぜ生まれるかを理解できる
✓ 月580円の読者が12万円のチケットを即完売させる「お守り型プラットフォーム」の正体がわかる
✓ HALMEK upリニューアルという「成功モデルを若返らせる戦い」の実態がわかる
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雑誌が11%、物販が62%。この数字の意味は?
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- 1996年創刊から2009年倒産。何が失敗したのか
- PEファンドJ-STARが持ち込んだ処方箋。コストカットじゃなかった
- 2017年8月、山岡さんが就任した時の部数は14.5万部だった
- スマホ日記に書かれていた「8大ストレス」
- 月3,000枚のはがき、記入率80%の異常さ
- 制作期間6ヶ月、100%内製の理由
- 書店ゼロ、返本率0%の経済学
- 雑誌EBITDA26% vs 物販7%の逆転構造
- 年6,960円が集客コストをほぼ消す仕組み
- 月580円が12万円のチケットを売る。「お守り型プラットフォーム」の正体
- 出版業界の地殻変動と「例外としてのハルメク」
- 後継読者問題とHALMEK upリニューアル。成功モデルを若返らせる
- まとめ:ハルメクから学ぶ「お守り型プラットフォーム」の設計
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