ヒートテックも、見ているスマホ画面も、空を飛ぶ飛行機の機体も「東レ」だった|100年企業が完成させた黒子の勝ち方
売上2兆5,633億円・特許4,800件超・商標6,608件。それでも東レの名前は商品に出てこない。
名前を隠したまま世界シェア40%を握るこの会社が、100年かけて完成させた「黒子の勝ち方」を4つの仕掛けで解剖する。
この記事で学べること
「日本のメーカー、まだ大丈夫なんやろか」と思ったことない?
東レは1926年創業、売上2兆5,633億円の素材メーカー。でも消費者がその名前に気づく場面はほとんどない。ヒートテックを着ても、ボーイングで飛んでも、砂漠の水道水を飲んでも、東レの名前はどこにも出てこない。
それでいて、PAN系炭素繊維の世界シェアは約40%。100カ国以上の水処理インフラを支えている。1日2,723万トン分。
✓ なぜ東レは40年の赤字を「撤退理由」ではなく「投資の継続」と判断できたのか?
✓ ユニクロと20年・5期提携を続けて取引額が5.2倍になった「共創モデル」は何が違うのか?
✓ 商標6,608件を世界中に刻む「インテル・インサイド」型戦略とは何か、自社に応用できるか?
✓ 砂漠の真水を1日2,723万トン処理するインフラ事業が、なぜ利益率11%の優良事業になったのか?
✓ 研究力・営業力・生産力の3つが掛け合わさる「価値創出エンジン」の設計図
✓ 300億円の利益改善を狙う戦略的プライシングは、なぜ「値上げ」ではなく「価値の再定義」なのか?
✓ 帝人・三菱ケミカルとの戦略分岐から読む、100年企業が「全天候型」であり続ける構造
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売上2.5兆円なのに、誰も名前を知らない
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- 100年を貫いた3つのDNA
- 東レの「価値創出エンジン」: 3つの力が掛け合わさると何が起きるか
- 仕掛け①: 40年赤字でも撤退しなかった炭素繊維
- 仕掛け②: ユニクロとの20年で累計3兆円
- 仕掛け③: 1日2,723万トンの水を支える黒子インフラ
- 「インテル・インサイド」型マーケティングの解剖
- 300億円の利益改善を狙う「戦略的プライシング」
- 3社が選んだ違う道: 戦略フレームワーク比較
- 2017年の痛みと、ガバナンス改革4本柱
- 仕掛け④: 「三振してもいいからフルスイング」を仕組みにする
- 次の100年への布石: IGNITION 2028
- まとめ: あなたの仕事に活かす東レの「勝ちパターン」
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