グローリー、世界シェア68%|小売の現金処理、キャッシュレス比率58%でも儲かる『現金王』の正体
あなたが最後に現金を数えたのは、いつだろうか。日本のキャッシュレス比率は58%に達したのに、小売の現金処理で世界シェア68%を握るこの会社は、なぜか儲け続けている。「消えるはずの技術」の中に眠っていたのは、乱高下する数字と隠れた稼ぎ頭
ひろ🐼データをストーリーで語るマーケター
2026.08.13
読者限定
この記事で学べること
コンビニのセルフレジ、スーパーの自動釣銭機、銀行の紙幣計数機。
日本人なら毎日どこかで触れているのに、動かしている会社の名前を知っている人は少ない。
その会社が今、キャッシュレス化の波の中でもむしろ利益を出し続けている。
✓ 「なくなる」と言われる技術ほど、逆に価値が上がる条件の見分け方
✓ 中間期の売上構成比7%の部門が、通期営業利益率24%を叩き出す、決算書の「隠れた稼ぎ頭」の探し方
✓ 一時的な特需を、保守契約という終わらない収益に変える仕組み化の作り方
***
マーケやビジネスモデルの事例をストーリーで深掘り。ほぼ毎日届くニュースレター。
登録で全文無料で読めます。
サポートメンバーにはさらにニュース性の高い速報記事やリクエスト事例もお届け。
ぜひ登録ください。
***

なぜ姫路の機械メーカーが「現金の帝王」と呼ばれるのか|創業108年、現金処理で世界を握った会社の正体
この記事は無料で続きを読めます
続きは、8428文字あります。
- 純利益が1年で4回も動いた理由|170億円→175億円→145億円→153.8億円のジェットコースター
- 赤字95億円から過去最高益296億円へ|新紙幣が生んだ3年がかりの山
- キャッシュレス化が進むほど、なぜこの会社は儲かるのか|「なくす」より難しい「なくしすぎない」
- キャッシュレス前、一番稼いでいたのは、実は銀行とパチンコ屋だった|2004年、海外はまだ全体の1割に満たなかった
- セルフレジの心臓部を握った理由|2012年、姫路の会社が英国企業を800億円で買収した日
- 本当のライバルは、実は東芝テックではなかった|2023年に大きな再編を経験した米国2強と、棲み分ける国内勢
- 現場の細部で勝つ設計|「残置回収」機能と全国100拠点の保守網
- PayPayや楽天ペイは敵か味方か|POSレジとの境界線で見えた答え
- 看板は「現金王」、主役は別の市場だった|遊技機セグメントの逆説
- 純利益37%減でも配当は42円増える理由|V字回復を先取りする総還元性向100%超の方針
- 配当42円増の裏付けは何か|不採算事業の整理と、データ事業「れぽこれ!」2倍化計画
- この戦略、他の業界にも使えるのか|「代替されるほど強くなる」事業の共通点
- まとめ:キャッシュレス時代に、現金で稼ぐ会社の教訓
すでに登録された方はこちら