Nike、「正しい戦略」で自爆した話
Nikeは教科書通りにやって、株価30%下落した
空けた棚には、知らないブランドが座ってた

何が起きたのか
2024年、Nikeは異常事態に陥った
同じ年にS&P500が+25%上がる中
Nikeだけ30%下落
差が55%もある
しかもCEOが交代した
新しいCEOは
「32年間Nikeで働いた生え抜き」
外部から来たCEOの戦略を、インサイダーが巻き戻そうとしてる
何があったん?
この記事で学べること
Nikeの失敗って「戦略が間違ってた」わけやないねん
むしろ「正しい戦略」やったから怖い
✓ 株価30%下落と同年S&P500 +25%の「55%の差」が生まれた理由
✓ 取引先を30,000社→40社に絞ったら何が起きたか
✓ 空いた棚に入ってきたHokaが6年で12倍成長した話
✓ Amazon撤退→6年後に復帰した「コントロールの幻想」
✓ 32年のNike社員が戻ってきた理由
✓ 「中間業者」を切る前に考えるべきこと
目次
1. 32年インサイダーが戻ってきた理由
2. 「正しい戦略」が裏目に出た
3. 空いた棚は競合へのプレゼントやった
4. Amazonを「去った」→「戻った」6年間
5. D2Cブームの終焉
6. 復活への道
7. まとめ:チャネル戦略は「振り子」
32年インサイダーが戻ってきた理由
2024年10月、Nikeに一人の男が戻ってきた
エリオット・ヒルさん、64歳
1988年に営業インターンとして入社して
32年かけて19の役職を経験した「生粋のNike人」
彼がCEOに就任した日
株価は7%上がった
市場は
「やっとまともなリーダーが戻ってきた」
と歓迎したわけ
なんで「戻ってきた」なん?
実は彼の前任者、ジョン・ドナホーさんはNike史上2人目の「外部CEO」やった
eBayやServiceNowでデジタル変革を成功させた実績を買われて、2020年にCEOに就任
「デジタル時代のNikeを作る」という期待を背負ってた
結果はどうやったか?
2024年、Nikeの株価は約30%下落
同じ年にS&P500は+25%
差が55%もあるのは異常事態やん
ドナホーさんは退任して、ヒルさんにバトンを渡した

「正しい戦略」が裏目に出た
ドナホーさんが推し進めたのは「D2C」戦略や
D2Cって何?
お店を通さず、自分たちで直接売ること
イメージで言うと、メーカーが問屋を飛ばして消費者に直売する感じ
これ、理屈では正しいねん
小売店に払う手数料がなくなる
顧客データも自分たちで取れる
利益率も上がる
「中抜きしたら儲かる」
って言われるくらい経営の教科書的考え
2017年、Nikeは大胆な決断をした
取引先を30,000社から40社に絞る
99%以上を切る計画や
Zappos、DSW、Urban Outfitters...
次々と取引を終了していった
狙いはわかる
でも結果はどうなったか?
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- 空いた棚は競合へのプレゼントやった
- Amazonを「去った」→「戻った」6年間
- D2Cブームの終焉
- 復活への道
- まとめ:チャネル戦略は「振り子」
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