明治「生のとき」、なぜチョコと名乗らず65万個売れたのか

「チョコレートとは呼べない」
明治が自分の商品にそう言った。しかも400円台
板チョコが200円台に値上がりして、みんなが買い控えてる真っただ中の話
結果、2週間で65万個が消えた。なんで?
ひろ🐼データをストーリーで語るマーケター 2026.03.02
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「チョコとは呼べない菓子」が、チョコ売り場から消えた日

コンビニで板チョコを手に取って、値段を見て棚に戻した

そんな経験、最近ない?

2025年、カカオ豆の国際価格が高騰した

100円台で買えてた板チョコが200円台に跳ね上がった

明治もロッテも、軒並み値上げ

消費者は買い控えに入った

そんな逆風の真っただ中に、明治が出してきたのが

「生のときしっとりミルク」、4枚入りで400〜500円

板チョコの倍の値段

しかもパッケージのどこを見ても「チョコレート」って書いてない

公式サイトにも「菓子」としか書いてない

なんでチョコって名乗れんのか

チョコレートの規格では、水分は3%以下

生チョコは10%以上

この商品は3〜10%

どっちにも入らん

正真正銘、「チョコレートとは呼べない」商品やった

2025年5月、関東甲信越限定で発売

想定の2倍以上65万個が約2週間で完売

日経トレンディの2026年ヒット予測にも選ばれてる

値上げで買い控えが起きてる横で、

規格にも入らん「名前のない菓子」が消えた

この商品を作ったのは、あの「明治ミルクチョコレート」を

作った男やった

***

この記事で学べること

「うちの商品、既存のカテゴリに無理やり当てはめてないかな?」と考えたこと、ない?

明治の「生のときしっとりミルク」は、チョコの規格にも生チョコの規格にも属さん

でも65万個が2週間で完売、再販140万個も1ヶ月で完売してる

✓ 板チョコ値上げの逆風の中で、なぜ400円台の新商品が爆売れしたのか

✓ 「明治ミルクチョコレート」を作った男が、自らチョコを否定した理由

✓ 「混ぜる」を捨てて「練る」に変えた8年間と、「型枠なし成形」という狂気

✓ 「チョコレートとは呼べない」が最強の売り文句になった構造

✓ 「脳にダイレクトに幸せが届く」と言わせた口どけの正体

✓ あなたの業界にもある「カテゴリの隙間」の見つけ方

***

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続きは、3946文字あります。
  • 「明治ミルクチョコレート」を作った男が、なぜチョコを否定したのか
  • 5年かけた生地が、形にならない
  • 「チョコレートとは呼べない」で売れた構造
  • 「脳にダイレクトに幸せが届く」と「コスパ最悪」の間
  • まとめ:あなたの業界の「カテゴリ隙間マップ」を描く3ステップ

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