オフィスグリコ:「置くだけ」で53億円を作った仕組み
この2つの古い商売を掛け合わせたら、コカ・コーラやサントリーが追いかける巨大市場が生まれた。
しかもその仕組みの中で一番売れてるモノは、誰も予想しなかった「あるモノ」やった。

100社飛び込んで、売り方が見つからなかった男
1997年、江崎グリコの社員・相川さんは
お菓子の入った大きな箱を抱えて、大阪の企業を1社ずつ回っていた
「オフィスにお菓子を届けます!」
100社、飛び込み営業
60社がOKをくれた
でも条件が厳しかった
「昼休みと就業後だけにしてください」
当時はオフィスでお菓子を食べるなんて「サボり」扱いの時代や
上司の目がある就業時間中に、お菓子なんか売れるわけない
OKはもらえても、ビジネスにならん
でも相川さんは、ある矛盾に気づいてた
リサーチしたら、お菓子を食べるシーンの約2割がオフィスやった
「怒られるから食べない」んじゃない
「買える場所がないから食べない」だけやった
普通なら「たった2割」って見送る数字や
でもグリコは見送らんかった
この記事で学べること
「あのサービス、なんで自分のオフィスにもあるんやろ?」
と思ったこと、ない?
オフィスグリコは今や約10万社に導入されてる
でもその裏には、100社飛び込んでも売り方が見つからなかった営業マンと
路上の野菜売りを見て確信した3代目社長と、3年間の試行錯誤があった
✓ 100社飛び込んでもビジネスにならなかった訪問販売から無人販売への転換がわかる
✓ コンビニの2倍の売り場を「箱」だけで作った独自チャネル戦略
✓ 敵の商品を売って逆に市場を支配した「囲い込み」の仕組み
✓ コカ・コーラ、サントリー、キリンが追いかける1社がグリコだった理由
目次
1. 100社飛び込んで、売り方が見つからなかった男
2. 路上の野菜売りを見て、社長が確信した
3. コンビニの2倍の売り場を「箱」で作る
4. 売上1位がアイスって、どういうこと?
5. 「敵の商品を売れ」に社内は猛反対した
6. お菓子なのに、7割が男性という謎
7. コカ・コーラ、サントリー、キリンが追いかける1社
8. コロナ禍、出社率30%以下で何が起きたか
9. まとめ:オフィスグリコの5つの法則
路上の野菜売りを見て、社長が確信した
相川さんの飛び込み営業が壁にぶつかっていた頃、別の場所で動いていた人がいた
当時の社長、江崎勝久さん
創業者・江崎利一さんの孫にあたる3代目や
1990年代のグリコは、ちょうど転換期を迎えていた
1993年にファストフード事業「グリコア」から撤退
スーパーやコンビニに商品を並べてもらう「流通依存」の限界が見えていた
江崎勝久さんが社内に出した指示はシンプルやった
「脱流通菓子」
コンビニの棚を奪い合うのをやめて
消費者に直接届ける新しいチャネルを作れ、と
でも、どうやって?
ヒントは意外な場所にあった
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- コンビニの2倍の売り場を「箱」で作る
- 売上1位がアイスって、どういうこと?
- 「敵の商品を売れ」に社内は猛反対した
- お菓子なのに、7割が男性という謎
- コカ・コーラ、サントリー、キリンが追いかける1社
- コロナ禍、出社率30%以下で何が起きたか
- まとめ:オフィスグリコの5つの法則
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