イマーシブ・フォート東京、完売率97%なのに毎日赤字だった理由

「解体予定の廃施設」と「世界初の没入体験」
その組み合わせが生んだ2年間を、今日の閉館日に森岡さんの判断を追いかけながら読み解く
ひろ🐼データをストーリーで語るマーケター 2026.02.28
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「決断の1週間前に」すべてが白紙になった

2015年、森岡毅さんはUSJのCMOやった

ハリー・ポッターエリアを成功させ、

来場者数を700万人台から1,400万人超に引き上げた立役者

次の構想は「沖縄に第2パークを作る」

国や沖縄県との合意は目前まで来てた

ところが、建設を決断する1週間前に事態が急変する

年間売上約9兆円(当時)のアメリカの巨大メディア企業

コムキャストがUSJを買収したんや

新しいオーナーは、沖縄計画に難色を示した

計画は白紙

森岡さんはこの出来事をこう振り返ってる

「私にとって一番の大失敗でした」

でもこの「失敗」は、

需要予測を外したとか戦略ミスとかちゃう

自分の判断とは関係なく、外部から止められた

この経験が、ある決意を生む

「誰にも止められないように、自分で資本を持つ」

2017年、株式会社刀を設立

CMO(他人の会社のマーケティング責任者)から、

CEO(自分の会社の経営者)へ

ここから物語が始まる

***

この記事で学べること

人気なのに閉まっちゃうお店とか

「なんで?」って思ったこと、ない?

イマーシブ・フォート東京も

完売率97%で大人気やったのに、2年で閉館することに

リピーター200回、24,800円のコンテンツも連日完売

それでも畳む判断をした

森岡さんの判断を時系列で追いかけると、

「いい商品を作れば売れる」では足りないビジネスの構造が見えてくる

✓ なぜ「解体予定の廃施設」をあえて選んだのか、その合理的な理由が分かる

✓ 需要予測が7:3→3:7に逆転した時、何が起きたのかが分かる

✓ 「完売率97%なのに毎日赤字」という矛盾の構造が理解できる

✓ 世界初の挑戦で得た「62億円分のデータ」の価値が見えてくる

✓ 自分の仕事で「撤退の判断」をどう考えるか、ヒントが得られる

***

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続きは、5315文字あります。
  • なぜ「解体予定の廃施設」を選んだのか
  • 7:3が3:7に逆転した日
  • 完売率97%なのに毎日赤字
  • 「正しい方向転換」が、新しい矛盾を生んだ
  • クリスマスに届いた閉館のニュース
  • 62億円の実験で手に入れたもの
  • まとめ:世界初の代償と、その先

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