【速報】楽天モバイル、累計赤字1兆7,000億円からの初の通期単独黒字とその数字の意味
6年分の赤字を知ってる人ほど「ようやくか」と思ったはず
ただ、この129億円を「おめでとう」で終わらせると
この会社がやったことも、これから起きることも、見落とす
2026年2月12日(木)楽天グループの通期決算が発表された
やはり注目は「楽天モバイル」
ついに通期黒字化達成!!!
今回はこの黒字化に至るまでに
どのようなことが行われてきたか?
決算情報からどのようなことが読み取れるかをみていく

楽天グループ 2025年度通期及び第4四半期決算説明資料
「0円でずっと使われても困る」
2022年5月、三木谷浩史さんがあるインタビューで言い放った
「0円でずっと使われても困る」
SNSは一瞬で炎上した
「楽天モバイル終わった」
「解約祭りだ」
Xでトレンド入りするほどの大騒ぎ

でもこの発言の裏には、数字があった
当時の楽天モバイルの契約者は約550万人
そのうち月1GB以下
つまり実質タダで使ってる人が大量にいた
1人あたりの月間収入(ARPU)は、たった453円
ドコモやKDDIのARPUが4,000円台の時代に
453円
これで基地局の建設費を回収できるわけがない
三木谷さんは知ってたんやと思う
「このまま全員に好かれようとしたら、会社が潰れる」
2022年7月、0円プランを正式に廃止した
この記事で学べること
「あの会社、黒字になったんや!」
ってニュースを見て、そのまま信じたこと、ない?
楽天モバイルが2月12日に発表した決算を深掘りすると
「黒字」の裏にある構造が見えてくる
✓ なぜ「黒字129億円」なのに最終損益は「赤字-1,778億円」なのか
✓ 大炎上した「0円廃止」で、実際に去った人はたった6.5%だった理由
✓ ドコモもauもソフトバンクも買ってる基地局を、楽天だけ「買わなかった」理由
✓ 大手3社が値上げする中、楽天だけ「値上げしない」と言える仕組み
✓ この黒字が「ゴール」ではなく「折り返し地点」と言える理由
目次
1. 「解約祭り」で残った人たちの正体
2. 「家賃を払う前」の黒字って何?
3. 世界で誰も買わなかった基地局
4. 値上げしない会社の「本当の収入源」
5. 7ヶ月後に訪れるタイムリミット
6. まとめ:楽天モバイル「1.7兆円の逆転劇」の公式
「解約祭り」で残った人たちの正体
で、実際にどれくらい解約したん?
36万人
550万人中の36万人
解約率はたった6.5%
93.5%が残った
しかも解約した人の7割が
月1GB以下の「タダ乗り客」やった
つまり「お金を払う気がない人」だけが去った
残った人のお金の使い方がガラッと変わった
1人あたりの月間収入(ARPU)は
月453円 → 2,471円
5.4倍
ARPUが5倍以上になった
これが全ての出発点やった
25年Q4時点のARPUは
2,860円
さらに成長してる
でも0円プラン廃止だけじゃ足りん
新しいお客さんも集めんといけん
ここからの営業が泥臭すぎる
社内で「一致団結プロジェクト」が始まった
家族も親戚も友人も、全員が営業ターゲット
約2万人の楽天グループ社員が、一斉に営業を始めた
特に実績を上げた社員は三木谷さんから直接表彰される
これを「従業員紹介キャンペーン」と呼んで
社員の紹介リンクをSNSで配布しまくった
三木谷さんもタクシーの運転手などにも
「三木谷キャンペーン」で紹介リンクを配布しまくり
社長が最前線で営業してるのに
従業員が営業しないわけにいかない
結果、1,000万回線を突破

まだドコモの約9分の1やけど
6年前なにもないゼロやった会社がここまで来た
売上は3,747億円
前年から32%増
「炎上してタダ乗り客を切り → 社員2万人で泥臭く営業」
戦略とか言うより、もはや肉弾戦
あなたの会社で
「この人はお金を払ってくれるお客さん?」
って区別、ちゃんとできてる?

「家賃を払う前」の黒字って何?
1,000万回線を突破して、売上は3,747億円
黒字額は129億円

おめでとう!!!
でいいのか?
同じ決算のもう一つの数字を見てほしい