ヤマハ140年、隣の事業へ広げ続けた設計図|ピアノの技術がバイクになる

ヤマハの売上は4,653億円。ヤマハ発動機は2兆5,342億円。同じ社名で別会社。差はまさかの5.4倍。始まりは140年前、壊れたオルガン1台を分解した1人の修理屋。技術を隣へ広げ続けた設計図は、今の決算の読み方にまで続いている。
ひろ🐼データをストーリーで語るマーケター 2026.08.05
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この記事で学べること

「ヤマハはピアノの会社」と聞かれたら、たぶん9割の人がうなずく。

でも実態は全然違う。

ピアノ、バイク、プール、ルーター、全部が「素材」と「音」の2軸でつながっていた。しかもその設計図は、今の決算発表を正しく読む力にまでつながっている。

✓ 自分の技術を「業界名」で定義しない、「できること」に言い換える再定義の方法
✓ ピアノ→バイク→プール→ルーター、今ある技術の「隣」を探して事業を広げる設計図
✓ シェア9割・利益の3分の2を稼ぐ事業でも、市場が縮んだら撤退するヤマハ発動機の判断基準
✓ 「純利益85%減」の見出しの裏側を1分で見抜く、決算の読み方

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そもそもヤマハが「2社ある」って知ってた?|同じ音叉マーク、別会社の正体

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続きは、7915文字あります。
  • ヤマハ発動機は「日本企業」なのか|海外売上93.7%、国内はたった6.3%
  • 楽器を知らない修理屋の逆転劇|1887年、ある修理依頼から
  • 技術が生んだ「もう1つの顔」|ピアノの木工が軍用プロペラ、そしてバイクに化けるまで
  • 川上源一、怒りが生んだ事業|感情から始まった経営判断
  • 音からルーターへ「もう1本の糸」|楽器メーカーがなぜ通信機器を作ったのか
  • 技術転用型 vs 買収型|富士フイルムとGE、明暗を分けた140年後
  • シェア9割でも撤退する世界|市場が縮めば、勝っていても負けていく
  • 利益の3分の2を捨てた日|着メロが消えた瞬間、ヤマハが下した決断
  • 「純利益85%減」の見出しの裏側|140年前と変わらない、数字の中身を見る目
  • ヤマハが教えてくれた4つのこと|あの1台から続いた物語の答え合わせ

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