かつや500店舗到達|王座は3か月前、松のやにあった
揚げ時間2分45秒、3年で26.5%の値上げ。それでも会計時の「100円引き」だけは、意地でも消さなかった。たどり着いた500店舗の王座は、3か月前にはもう松のやへ渡っていた。
ひろ🐼データをストーリーで語るマーケター
2026.08.04
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この記事で学べること
かつやは、低価格とんかつの雄として27年で500店舗を積み上げてきた。
その裏には、職人の勘を機械に預ける技術投資と、値引きの型を守り抜く執念があった。
だが、その"勝ちパターン"こそが、思わぬところで足かせにもなっていた。
✓ とんかつの職人技を仕組み化し、原価と品質を同時に守る装置設計の考え方
✓ 一度作った値引きの型が顧客の基準として固定化し、値上げしても消せなくなる価格アンカーの罠
✓ 店舗数が増えるほど得をするロイヤリティ逓減という、多店舗展開を後押しする料率設計の作り方
✓ 逆転された相手が、本当に同じ条件で戦っていたのかを見極める視点(直営比率という隠れた構造差)
✓ 型を守る力と、型を変える力は別物だと見極める視点(高価格帯挑戦"とんかつ はま田"の失敗から学ぶ変革の壁)
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500店舗に届く3か月前に、かつやの順位は入れ替わっていた|27年かけた拡大の折り返し地点
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続きは、4493文字あります。
- とんかつの職人技を丸ごと機械に預けた理由|オートフライヤーが守り続ける原価と品質
- 物価も人件費も上がり続けるのに、なぜこの利益率を守れるのか|外食事業単体は今も2桁に迫る水準を維持
- 値上げを5回重ねても、なぜあの100円だけは消せないのか|価格アンカーが生んだ自縄自縛
- 増えるほど得をする逆転の料率設計|FCオーナーを多店舗化へ導くロイヤリティ逓減
- とんかつの絶対王者を追い抜いたのは、実はFCをほぼやっていない会社だった|松のやとの構造差
- 低価格の看板から抜け出そうとした挑戦も、結局同じ場所に戻ってきた|はま田が示した壁
- 型に縛られるのは、かつやだけの話じゃない|最初の約束が足かせになる瞬間
- まとめ:かつやが証明した"型の強さ"と"型の重さ"
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